信じられない光景!

乗ったばかりのロープウェーより
(この後、雪崩がおきる)

あれは、スイス・ルツェルンで湖上船でボーとした後、ピラトゥス山に登ろうと思った。湖上船から降りると辺りには雪が降り始めていたが、どうしても登りたかった。ルツェルンで唯一マッターホルンが見えるからである。バスで山の麓まで移動し、そこからはロープウェーである。事前によく調べなかったので知らなかったのだがロープウェーで頂上まで2時間弱かかるという話を係員から聞いて、迷っていた。

まあ、せっかく来たのだから登ってみるか!?とダメモトで登ることにした。寒暖計を見ると零下5度寒い訳だ。持ってきたウィスキーの小瓶が役に立つ。(寒いとこ行く時には必ず持っている)ちびりちびりとやりながら、外を見ると幻想的な雪の世界が広がっている。針葉樹に降り積もった雪がとても綺麗でボーと眺めていた。

50分ばかり上にあがった所であろうか?ゴォーというような地響きに似た音が遥か遠くでかすかに鳴っている。その方向を見ても雪でなにも見えない。しばらく、その方向を見ていると雪煙が上がっている。「雪崩だ!!!!」ロープウェーは地上から40m位?上空を通っているので、遥か横に雪崩の一群が見える。よく見ると一瞬我が眼を疑った。「げ! こっち来るじゃん!!!」

その瞬間はあっという間に来た。へーきだった!!(笑) 雪崩は支柱にぶつかるも衝撃もなく何事もなかったように通り過ぎていった。あまりに一瞬の出来事だったので、写真撮り損ねた。遥か地上での出来事はまるで他人事のように思えた。よくTVでヘリで撮影中にヘリの爆音で雪崩がおきる映像は見ていたが、実際に雪崩を見るのは初めてだった。しかも真上から(笑)いい経験であった。

頂上に着くと、案の定、吹雪いていた。マッターホルンはどっち?と係員に聞いて見たけど吹雪で何も 見えない。ユングフラウヨッホ行っても見えなかったろうな(実は行こうか悩んでいたが、数時間地下鉄状態と聞いて辞めた)と思いながら「最終出るよーー」との声でロープウェイで下山した。ウィスキやりながらね。


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